ゲージってなぁに?

本日はギター弦の「ゲージ」についてお話したいと思います!
どうでもいいですがギター弦、最近高価になってしまいましたね~・・・
弦ってほとんど輸入物なので、円安の影響でしょうね。
弦を切らないように大事に弾かなきゃ。

「ゲージ」とは弦の太さを表します。英単語を調べると「計測器」なども出来てきますが、単純に針金の太さの単位がゲージのようです。

この「太さ」が弾き心地やサウンドに与える影響は決して少なくなく、ゆくゆくは「これじゃないと上手に弾けない」と感じるに至るまで、影響力のある部分なので、色々試して自分に合ったものを選んでください。

通常、楽器店に売っている新品ギターには、.009~のゲージか、.010~のゲージが張られています。どちらも一般的な太さですが、初心者は握力や押弦のラクさから、.009~のゲージを使用することをオススメしてます。(ただし大柄な人や指の太い人は.010の方が合うかも)

特に女性の生徒さんに顕著なのですが、鳴りにくかったコードがゲージを細くしただけで鳴るようになったりもします。
この鳴りやすい状態でフォーム固めや指の機動性をとにかく磨いておいてもらうと、今後太くしても鳴らせるはずです。

.009と.010では結構音のハリが違います。低音の強さも変わりますね。
私自身、009と010を行ったり来たりしてたのですが、最終的に009に落ち着きました。
けどギターによってはテンションに個体差があり、010の方が合う個体もあります。
難しいですね。
ギブソン系ギターなんか、ネックがミディアムスケールと元々テンションが緩いので、010の方が合うかもしれませんね。

もちろん音の太さには影響があるのですが、著名ギタリストは弾き方だったり機材だったりと、弦の太さなんて関係ないと言わんばかりにパワフルなサウンドを出してます。

エディ・ヴァン・ヘイレン。009のセットをベースに、3弦が015(細い)、6弦が040(細い)それで半音下げにしてたのかな?
フニャフニャなテンションだったんじゃないかと思われます。
けどサウンドは真逆で骨太。

イングヴェイ・マルムスティーンはさらに変則的で、ベースとなるセットはなく、1本1本張り替えてサウンドと弾き心地を吟味しながらチョイスしたようなバランス!

全体的に細いのですが6弦だけ046と、なぜか太い
パワーコードのバランス大丈夫なのかな。

スティーヴィー・レイ・ヴォーンは逆にとことん太くて、011のセットの6弦と1弦をさらに太くしたセット。半音下げチューニングでややテンションが下がるとは言え、なかなか演奏が大変な太さです。

でもサウンドは逆にそこまで太さを感じないというか、ピッキングやストロークのキレがすごいので、その弾き方によりバランスの良いサウンドになってる感じが。

弦のゲージですが、メーカーによっても微妙にテンションに違いがあるので、同じ009でもアーニーボールとダダリオとでは少しテンションが違います。
配合している金属の割合とかでしょうかね。面白いですね。

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