先日、ずっと受けたかった救命講習を受けてきました。
元々は高齢者の生徒さんも増えてきたので、もしものことがあったときに対応できるようにするため、という動機でしたが、
今は、子供へのやり方も覚えておきたいよね。
ということで、コロナで何度も中止になったり延期になったりしましたが、ようやく参加できました。
消防署に出向いて10人で受けてきたよ。そのうち4人は職場体験の中学生。
3時間みっちりやった。
現役のベテラン救命士さんが、わかりやすく説明したり、質問に答えたりしてくれました。
心臓マッサージは救急車が到着するまでやり続けるのが基本ですが(救急車の到着は平均7〜8分)、結構重労働なので汗ばんできますわ。5分も続けてたらマッサージの力が弱くなってきたり段々と雑になりやすいと言ってました。
マッシーンのように一定の力、テンポでやり続けなきゃなのです。
緊急事態のときは、周りの人から「救急車が来るまで触らないほうがいいよ!」と静止されるケースもあるようですが、「ためらわずにすぐにマッサージしてください!」と救命士さんは言ってました。
ほんとにその初動の数分がすべてを分かつのだからと。
AEDはいくつか種類があり少しずつ操作法が違うことが判明。ひととおり使い方の説明を受けました。
しかし日本は諸外国に比べてAED使用率が4%だったかな?極端に低いらしい。
必要なのに使われずに命を落としたり、重い後遺症が残ったりするケースが多いということです。
こちらも子供ではパッドを貼る位置が変わったり、小児モードに切り替えたりと、色々知ることができて、実際に使えてよかったです。
いつ何が起こるかわからない。
ニュースで見聞きすることに、まさか自分が、なんて当事者になって初めて誰もが思うことなので、
そんなときにあわあわとパニックにならないように、冷静にやれるようになっておきたいと思いました。
あと最近なんだか物騒よね。私はニュースを自分ごとのように見てしまうので、物騒な事件を見るたびに危機感が増すよ。
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